Power Estimator使用方法(Titanium/Topaz編)
2026.07.09
Efinix, Inc.
(エフィニックス)

Power Estimatorについて
Efinixは消費電力の見積もり用ツールとしてPower Estimatorを用意しております。
本資料はEfinixホームページにて公開されております下記のユーザーガイドを補足する資料となります。
*Topazについても同ガイドをご参照ください。
・Titanium:AN 030: Using the Titanium Power Estimator
・Titanium:AN 065: Using the Topaz Power Estimator
Titanium Power Estimator入手方法
Efinix Support CenterのBoard Designから入手できます。


※Efinixホームページでのアカウント登録およびSupport CenterへのLog Inが必要です
アカウント登録についてはこちらから
※デバイスの容量によりファイルが異なります
Power Estimatorメイン画面

Device設定

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| Device | 自動的に設定されます。 容量が正しいことを確認してください | |
| Package | デバイスにより決まります | 選択されたパッケージにない機能は消費電力の結果から消えます |
| Speed Grade | 温度(Commercial / Industrial Grade) スピードグレード(2,3,4) | 温度とスピードグレードの組み合わせを選択します |
| Condition | Typical / Maximum | 静的時のリーク電流の選択になります |
| Voltage Variation | Minimum / Nominal / Maximum | 基本は標準電圧であるNominalを選択してください |
※他社製品との比較を行う場合、Conditionは両製品の設定をMaximum(Worst)にしてください。
Typicalの条件が各社で統一されていないためです。
ThermalProfile設定

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| Ambient Temperature | 動作環境の温度を記載してください | |
| Airflow | 0.0 m/s, 1.0 m/s, 2.0m/s | 動作環境の空気の流れを記載してください |
| Cooling Solution | None | |
| Board Thermal Model | JEDEC(2s2p) | |
| Effective Theta-JA | 自動的に決定されます | |
| Junction Temperature | 自動的に計算されます | デバイスの上限を超過する場合メイン画面のNoteにメッセージが表示されます |
| Maximum Ambient Temperature | 自動的に計算されます | 動作環境の最高温度になります |
※他社製品との比較を行う場合、Ambient Temperature, Airflow, Cooling Solution, Board Thermal Modelをそろえてください。
デフォルト設定が異なる場合があります。
Activity Factorついて
各ロジックブロックが動作する割合を示し、消費電力の見積もりの精度に大きな影響を与えます。
以下の波形を例にして算出方法を説明します。

clockに対してdata_0とdata_1の信号があります。
data_0:1クロックサイクルに1回信号が変化しています。この場合、AF=100%となります。
data_1:2クロックサイクルに1回信号が変化しています。この場合、AF= 50%となります。
※デフォルトでは12.5%に設定されております。
これは16bitカウンタの動作率に基づいています。
実際の信号のAFとは異なる場合があり、見積もりと実測値で差が生じる要因となる場合があります。
※他社製品との比較を行う場合、AFの設定値に差異がないか確認をしてください。
Logicタブ

各項目に値を入力していきます
Efinityのプロジェクトがある場合、以下のレポートファイルを参照して入力することが可能です
<Efinity project folder>\outflow\<project>.map.rpt:論理合成結果
<Efinity Project folder>\outflow\<project>.place.rpt:配置配線結果

Memoryタブ

各項目に値を入力していきます
Efinityのプロジェクトがある場合、以下のレポートファイルを参照して入力することが可能です
<Efinity project folder>\outflow\<project>.map.rpt:論理合成結果
<Efinity Project folder>\outflow\<project>.place.rpt:配置配線結果

DSPタブ

各項目に値を入力していきます
Efinityのプロジェクトがある場合、以下のレポートファイルを参照して入力することが可能です
<Efinity project folder>\outflow\<project>.map.rpt:論理合成結果
<Efinity Project folder>\outflow\<project>.place.rpt:配置配線結果

GPIOタブ(GPIO)

各項目に値を入力していきます
| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| I/O Standard | 1.8V/2.5V/3.3V LVCMOS, 3.3VLVTTL | |
| DataRate | SDR,DDR | <project>.pt.rptで確認可能です |
| Load | デフォルトは15pfです | 基板の状況に合わせて変更してください |
| Output Enable | デフォルトは100%です |

GPIOタブ(HSIO Configured as LVDS)

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| I/O Standard | 1.8V LVDS/Sub-LVDS,1.2V SLVS | |
| Output Differential, VOD | Typical/Small/Large | Interface Designerの設定に合わせてください |
| Output Pre-Emphasis | Medium-Low/Low/Medium-High/High | |
| #TX pair/#RX pair | LVDSペアの数を入力してください | |
| DataRate | LVDSの伝送速度を入力してください | |
| AF | Slow Clock(TX:Serialization前/RX: Deserialization後)のAF |
GPIOタブ(HSIO Configured as MIPI Lane)

Soft IPのMIPIを使用する場合こちらのタブで消費電力を見積ってください
・Estimated Core Power
この値は、Soft IPのMIPIを使用した場合の概算値です
見積時にMIPIのロジック量を考慮していない場合、TotalPowerにこの値を加算してFPGAの消費電力としてください
Clockタブ

各項目に値を入力していきます
Efinityのプロジェクトがある場合、以下のレポートファイルを参照して入力することが可能です
<Efinity project folder>\outflow\<project>.map.rpt:論理合成結果
※FanoutはFFの数を入力します

PLLタブ

| 項目 | 補足 |
| Output Clock Frequency | PLLのCLKOUTnの周波数を入力します |
| VCO Frequency | VCOの周波数を入力します |
VCO Frequencyは以下で確認できます。
InterfaceDesignerの設定画面。
<project>.pt.rpt

MIPIタブ

Hard IPのMIPIを使用する場合こちらのタブで消費電力を見積ってください
Channel/AF/HS Mode(%)は固定になります
| 項目 | 補足 |
| Mode | 使用する場合:TX/RXを選択 未使用の場合:DISABLEDを選択 |
| Data Rate | 伝送速度を設定します |
LPDDR4タブ

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| DDR Type | LPDDR4,LPDDR4x,DISABLED | 未使用の場合:DISABLEDを選択もしくは未入力 |
| DQ Width | x16,x32 | デバイスにより選択肢が異なります |
| Percentage of time in read/write mode | 平均的な動作時間の割合を記載します |
RISC-Vタブ

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| Condition | Disabled,Static,Idle,Running | 未使用の場合:Disabledを選択 動作時を見積る場合、Runningを選択します |
| Load | 平均的なアプリケーションではデフォルトの50%を設定してください |
*他社製品との比較を行う場合、Loadの値は、競合製品/Efinixともに100%の設定にして比較してください
SERDESタブ

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| Resources | Quad0, Quad1, Quad2, Quad3 | |
| Protocol | Disabled, PCIe, Ethernet 10GBase-KR Ethernet SGMII, PMA Direct | 平均的なアプリケーションではデフォルトの50%を設定してください |
| Data Rate | Protocolにより固定値から選択 PMA Direct:12.5Gbpsのみ設定可能 | |
| Mode | Transceiver,Transmitter,Receiver | PMA DirectのみTransceiver ,Transmitter ,Receiverを選択可能 他ProtocolはTransceiverのみ設定可能 |
| LP/HP | Low-Power, High Performance |
*PMA Directモードで低い帯域で使用した場合、誤差が生じる可能性があります
Flashタブ

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| SPI Flash State | Idle / Operating | 非動作/動作の選択をします |
HyperRAMタブ

| 項目 | 選択肢 | 補足 |
| HyperRAM State | Idle / Operating | 非動作/動作の選択をします |
| Clock Frequency | 動作周波数です | |
| Data/Read/Write AF | データ線、読出し、書き込みのAFを設定します |
●採用情報
低消費電力設計の成功を支える電力シミュレーション
Power Estimator使用方法(Trion編)
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