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スマートホーム エコシステム “Matter”のご紹介

2022.09.27(2022.11.18 更新)

こんにちは。
加賀デバイスのNordic Teamです。
スマートホーム 向けの新規格である”Matter”について紹介させて頂きます。

“Matter”とはConnectivity Standards Alliance(旧Zigbee Alliance)が中心となり
Apple、Google、Amazonを含む450社以上が参画して、規格策定している
デバイスメーカの垣根を超えたオープンソースの統一通信規格です。

MatterネットワークはWifi又はThreadで構成され、アプリケーション層で
トランスポートプロトコルを使用し、異なるネットワーク間の接続性を確保しています。

簡単に言うと、Matterに対応した照明機器(Matter accessory)であれば、
Matterネットワーク上にあるどのメーカのスマートスピーカーからでも制御が可能となります。

NordicはMatter accessory向けにnRF52840 とnRF5340の2つのデバイスで動作するSDK及びサンプルソフトをご用意しています。

さらに先月より、Apple Homepod miniでMatterの動作確認ができるようになりました。
(Matter規格の正式リリースは2022年3Qを予定しており、あくまで”Developer Preview”である点ご注意ください。)

これにより下記の3つを用意するだけで、SiriによるMatter accessoryの音声制御をテストする事が可能となります。

  ◆Matter accessory   :nRF52840 DK or nRF5340 DK
  ◆Matter Controller   :iPhone
  ◆border router(OTBR) :Homepod mini

これまではNordicのデバイスを使用し、Matter accessoryの動作検証を行うためには、
Raspberry Piを使用したテスト環境を用意する必要があり、非常に煩雑な構成でした。

Homepod miniの環境が用意されたことにより、遥かに簡単に環境を構築することができます。

詳細は下記のGithubページをご確認ください。

Github

ご興味ございましたら詳細の説明及びデモも可能ですのでお問い合わせ頂ければと思います。

また、Facebookでも随時情報を公開しておりますので、合わせてご確認ください。

Nordic HP Matter紹介ページ

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