低消費電力設計の成功を支える電力シミュレーション
2026.05.29
Efinix, Inc.
(エフィニックス)

1. モバイル・IoT機器の命運を握る「電力管理」
現在の電子機器設計において、消費電力の削減は「あれば望ましい機能」ではなく、製品の市場競争力を決める「必須条件」です。
EfinixのFPGAは、独自のQuantum®テクノロジーにより、競合製品と比較して圧倒的な電力効率を実現しています。
しかし、単に「省電力である」という仕様を信じるだけでは不十分です。
実際のボード設計や熱設計を行うためには、設計の初期段階でいかに正確な電力量を予測できるかが鍵となります。
2. 設計初期から使える「Power Estimator」の威力
Efinixは、各デバイスファミリー(Trion, Titanium, Topaz)専用のExcelベースの見積もりツール「Power Estimator」を提供しています。
このツールを使えば、回路が完成する前であっても、精度の高い電力量を算出できます。
消費電力の見積もり
・Power Estimator
*Trion/Titanium/Topazとも、ロジックサイズ別にPower Estimatorが用意されております。
ご使用方法
・Power Estimator使用方法(Trion編)
・Power Estimator使用方法(Titanium編) ※作成中
・Power Estimator使用方法(Topaz編) ※作成中
3. Efinity®ソフトウェアとの連携による「予測の具体化」
開発が進み、Efinity®ソフトウェアでデザインのコンパイルができるようになると、見積もりの精度はさらに向上します。
設計者は、ソフトウェアが生成するレポートから数値を抽出してツールに入力するだけで、実機に近い解析が可能です。
リソースと動作周波数: .map.rpt, .place.rpt, .timing.rpt から、モジュールごとの詳細なリソース使用状況を取得できます。
クロック負荷: クロックごとのファンアウト(供給先数)は「Clock Load Distribution Report」で確認し、ツールへ正確に反映させることができます。
これにより、電源レギュレータの仕様選定や、ヒートシンクの必要性の有無を、基板を製造する前に確定させることができるのです。
4. 結論:確信を持って「低電力」を設計に組み込む
EfinixのFPGAを選ぶことは、単に優れたハードウェアを選ぶことではありません。
「Power Estimator」という強力な羅針盤を手にし、設計の不確実性を排除することを意味します。
バッテリー寿命を最大化したいモバイル機器から、ファンレス化を目指す産業機器まで、
Efinixは確かなデータに基づいた省電力化ソリューションを提供します。
●採用情報
Power Estimator使用方法(Trion編)
Efinix Efinity IDE 入手まで
関連記事