DevAcademyに新コース:nRF Connect SDK Intermediateが追加されました

こんにちは。加賀デバイスのNordic Teamです。 今回はNordicのオンライン学習プラットフォームであるDevAcademyに追加されたnRF Connect SDK Intermediateを紹介致します。 以前よりnRF Connect SDK Fundamentals と言うnRF Connect SDKの基礎コースがあり、nRF Connect SDKのインストール方法や構造についてなどスタートアップについて学ぶことができました。 今回追加されたnRF Connect SDK Intermediateは、開発者がnRF Connect SDKを使用してアプリケーションを開発するための高度なトピックとテクニックの習得を目的とした中級コースとなります。   nRF Connect SDK Intermediate 具体的にはZephyr RTOSのスレッド管理やカーネルオプション、カスタムボードサポートの追加、デバイスドライバーの開発方法などが習得できます。 このコースは、nRF Connect SDKの経験がある開発者がスキルを次のレベルに引き上げられるように設計されておりますので、是非ご活用ください。 また、Bluetooth Low Energy の基礎を学べるBluetooth Low Energy FundamentalsやLTE-MやNB-IoTなどのCellular IoTの基礎を学べるCellular IoT Fundamentals、Wi-Fiの基礎を学べるWi-Fi Fundamentalsと言うコースも用意されています。 こちらも合わせてご覧頂ければと思います。 DEVELOPER ZONE

nRF Connect SDKによるBluetooth LE 簡単スタートアップ

こんにちは。加賀デバイスのNordic Teamです。 以前に公開した「モバイルアプリ nRF Toolbox でBluetooth LE通信の簡単評価」ではES2810AA2(加賀FEI)とnRF toolboxアプリを使用した、Bluetooth LE通信の簡単な評価についてご紹介しましたが、今回はDevacademyの内容を一部抜粋し、nRF Connect SDKのスタートアップについてご紹介します。 ※本コラムでは、サンプルソフトをビルドし、Flashに書き込むまでを簡易的に説明しています。 各機能や設定の詳細はDevacademyのnRF Connect SDK Fundamentalsをご参照ください。 ◆Step 1:nRF command Line Tools と VScodeのインストール まずは、NordicのHPよりnRF Command Line Toolsをダウンロードし、インストールします。このnRF Command Line ToolsはコマンドプロンプトでビルドやFlashの消去・書き込み・レジスタ読み出しなどができるツールです。 つぎに、Visual Studio code(以下VScode)をダウンロードし、インストールします。このVScodeはオープンソースの統合開発環境でNordicデバイス以外でも多く使用されています。 ◆Step 2:nRF Connect SDK と toolchain のダウンロード VScodeを開き、【拡張機能】からnRF Connect for VS Code Extension Pack をインストールします。 追加された【nRF Connect】からInstall Toolchainをクリックし、使用したいバージョンのtoolchainをクリックします。(基本的には最新版をご選択ください。) 次に、Manage SDKsをクリックし、toolchainと同じバージョンのSDKをクリックします。 これで環境構築は完了です。 ◆Step 3:サンプルソフトの初期設定…