1.8mmの直径で狭いスペースでも観察できる超極細工業用内視鏡の紹介

こんにちは。加賀デバイスのOMNIVISION Teamです。 今回はSPIエンジニアリング社のφ1.8mm工業用内視鏡をご紹介させて頂きます。HNL-1.8CAM120は、SPIエンジニアリングの製品開発コンセプトである「シンプル・プレシジョン・イノベーション」を具現化した直径1.8mmの超極細工業用内視鏡です。この内視鏡は、微細な部分や狭いスペースにアクセスする必要がある業界向けに設計されており高解像度でクリアな映像を提供することができます。また、使い勝手にも配慮されたデザインで、操作が簡単で直感的です。 主な特長は以下の通りです:1.内視鏡の直径は1.8mmでストレート穴への挿入が推奨されています。  (曲がりくねった穴への挿入は自己責任となります)2.広角レンズを搭載しており、わずかな隙間から内部を広範囲に観察することができます。3.カラーCMOSイメージングセンサーを使用し、画素数400×400の高品質な映像を提供します。4.高輝度の白色LEDを使用しており、マニュアルで調光が可能です。5.USBインターフェースを介してPCに映像を出力し、撮影した画像を直接保存することが  できます。6.USBインターフェースを介してスマートフォンにも出力可能です。  (iPhoneは非対応、一部のAndroid端末のみ対応)  ただし、すべての機種や端末での動作を保証しているわけではないため、事前にデモ機  での動作確認をおすすめします。 HNL-1.8CAM120の仕様は以下の通りです: 型式     :HNL-1.8CAM120先端径    :φ1.8mm焦点距離   :3〜50mm視野角    :120°照明     :白色LED(一部ライトガイド)調光機能付き防水性    :防滴推奨使用温度 :0〜50℃画素数    :400×400イメージセンサ:OVM6946(OMNIVISION)有効長    :標準1m(最大6mまでオプション対応可能)オプション 側視アタッチメント(外径φ2.2mm、長さ100mm 最大300mm) ストレートアタッチメント:外径φ2.2mm ,長さ100mm(最大300)*製品URL : https://spieng.com/article/111/         ご興味がある方は、弊社までお問い合わせ頂ければと思います。ご連絡をお待ちしております。

画像処理に関する提案-1

こんにちは。加賀デバイスのOMNIVISION Teamです。今回はイメージセンサーの画像処理に関して提案をさせて頂きます。イメージセンサーの画像処理タイプは大きく分けて2種類あり、昨今のセンサーでは②のタイプが主流となってきております。 ①センサー内部で処理 ②センサー外部で処理 弊社ではイメージセンサーを販売するだけではなく、このような開発に関して設計経験・ノウハウ豊富なパートナー会社をご紹介させて頂くことが可能です。第1弾は『株式会社日立産業制御ソリューションズ』をご紹介させて頂きます。 (1)日立産業制御ソリューションズとは (2)保有技術  カメラ画像処理技術~各種インターフェースまでのFPGA設計技術を保有。            映像処理                  インターフェース(各社IP使用)       レンズ歪補正 SD/HD/3G/12G-SDI 俯瞰合成(境界αブレンド) HDMI2.0 SGBM (Semi-Global Block Matching) DisplayPort1.3 ワイドダイナミックレンジ補正 PCI Express Gen3 コントラスト補正(応用:霧除去、血管可視化) CoaXpress IR-RGB処理 Camera Link ノイズリダクション(2D/3D) Gigabit Ether (1G/10G) スケーラ(拡大、縮小、フォーマット変換) GigaE Vision デインタレーサ(斜め補完対応) UDP(ハードロジックで構成(IP未使用)) 8K 4K SQD/2SI変換 MIPI CSI-2 デモザイキング SATA3.0 FPN (Fixed Pattern Noise ) 補正 Aurora (Intel FPGA にも移植) キズ(欠陥)補正…